鯨油の効果・効能 及び 分析データ

 

成分分析表を見ると分かるように、ホエール油は荒れた肌に非常に優れた効能を秘めております。
この度、動物性や植物性とは全くことなり、海洋生物ならではの成分が検出されました。
その中でも特に特徴づけているものは、DHAとEPAを含有する点です。

同じ動物性油でも、馬油には全くDHAとEPAは存在しません。
京都大学の調査で、経口摂取の論文にはなりますがオメガ3系脂肪酸(試験ではαリノレン酸、DHA、EPAの3種)を摂取することで、アトピー性皮膚炎の患者に対する有効性が認められています。

この結果と同様に、経皮摂取による効果があるかはまだ不明ですが特徴的成分になることは確実です。
また、特にパルミトオレイン酸に関しては、ヒトの皮膚にも含まれる脂肪酸で、皮膚再生や黄色ブドウ球菌、アクネ菌の殺菌作用が報告されておりますが、加齢とともに減少していく脂肪酸であります。
馬などの動物にも多く含まれることから、最近では馬油が注目を集めておりました。

しかしながら今回の分析の結果、鯨油から馬油の約2倍のパルミトオレイン酸が検出されました。
以上のことから、今回自社のモニタリング調査で、ホエール油は肌荒れや、アレルギー性皮膚炎患者に効果があったと考えられます。

動物由来 脂肪酸組成(%)
0 精製馬油 エミュー油 ホエール油 ヒト
パルミトオレイン酸 7 3.3 13 8.4
DHA 0 0 6.9 0
EPA 0 0 7.3 0

 

美容と健康に必要な油。良質な油は美肌を作る!

「脂肪酸」とは油の主成分です。その脂肪酸には、「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」の2つの分類に分かれます。
オリーブ油など常温で液体の状態にあるのが、不飽和脂肪酸。
バターなどに多く含まれている固体なのが飽和脂肪酸。悪玉性の脂肪なので摂り過ぎには注意が必要です。
健康を考える上で優先すべきは、「不飽和脂肪酸」がお勧めです。

良質な油オメガ7
「オメガ7である/パルミトレイン酸」とは
オメガ7脂肪酸とは、近年になって新たに発見された脂肪酸で美容・健康両面に優れていることが分かりました。
ですが、パルミトオレイン酸はヒトの皮膚にも含まれる脂肪酸で加齢とともに減少していきます。
パルミトレイン酸に期待される効果
・美肌 ・糖尿病の改善
・抗炎症作用・ダイエット・食欲を抑える
「バレイアクリーム」に含まれる「ホエールオイル」を分析した結果、
そのパルミトレイン酸数値が植物性・動物性の中でも最も「ホエールオイル」中に一番多く配合されていることが分かりました。

また、馬油の約2倍に匹敵することも分かりました。
以上のことからホエール油は肌の保湿効果が非常に高い為、とても優れた美容効果が期待できます。